0から覚えるリフォーム

TOP PAGE

メイン画像

リフォームで完璧な家庭内別居を可能にし、精神的負担を減らす方法

精神的負担を減らす

夫婦関係が破綻し、家庭内別居を余儀なくされている家庭は少なくありません。信頼関係が崩れた配偶者同士が毎日顔を合わせる精神的負担は大変なもので、心身にダメージを与えるケースが多いでしょう。もし事情により離婚が難しいなら、できるだけお互いに顔を合わせない環境整備が必要です。配偶者同士が顔を合わせないようリフォームすることは可能なので、検討の価値があるでしょう。たとえば、2世帯住宅のように、2階と1階で玄関を分け、全く別の世帯として暮らす方法が挙げられます。

多くの場合、2階にもトイレと浴室を新たに設置しなければならないため、大がかりな工事が必要ですが、完全にニアミスを防げるので、家庭内別居として最良の方法と言えるでしょう。水回りさえ整えれば、ユニットバスをはめ込むことにより、意外と簡単に分離が可能です。また、玄関を共有しても、トイレと浴室を2つずつ設けて生活空間を隔てるという手法もあります。リビングはパーテーションで区切り、食事どきも顔を合わせることがありません。

家庭内別居

持ち家が狭くて細分化が困難なら、増築してスペースを増やす選択肢を考えましょう。増築部分に浴室とトイレを設置できたら、双方のストレスがかなり軽減されます。こうしたリフォームのタイミングは、子どもが独立して自宅を出て行った時が最適です。リフォームによりお互いに顔を合わせる場面が減れば、冷静に離婚について話せる機会を得られるかもしれません。この点につき夫婦の了解を得られたら、リフォームの費用を折半する交渉に入ります。双方の生活騒音がストレスの原因になることから、防音性も重要です。防音性にこだわるリフォームは出費がかさむ点を考慮したうえで、リフォーム費用の算段をしましょう。